こんな症状こんな病気へ

女性に特有のがんについて
(子宮頸がん、体がん、卵巣がんをのぞく)

生殖器のがん

卵管がん

外陰がん
外陰部にできる悪性腫瘍です。女性の生殖器のがんの約4%くらいです。自覚症状は外陰部のかゆみや痛み、出血、腫瘍を発見などです。
比較的年配のひとに多く、確定診断はあやしい部分をほんの少しだけ採取して病理組織の検査に出します。

子宮肉腫
子宮筋腫と非常によく似た腫瘍ですが、子宮筋腫よりもやわらかく、発育が非常に早いです。
定期的な超音波診断やMRIなどで診断しますが、場合によっては子宮内膜の検査(子宮体がんと同じ検査です。)で診断されるときもあります。(かなり診断が難しいがんのひとつです。)

卵管がん
卵管にできるがんで、やはり非常にまれなものです。
症状は出血やおりもの、下腹部痛ですが、ほとんどは
何かの下腹部の手術などのときに偶然みつかるといわれています。

子宮肉腫

外陰がん

膣がん
膣の壁にできる悪性腫瘍です。非常にまれで、女性の生殖器の悪性腫瘍の1%くらいといわれています。60才代のひとに多く、やはり不正出血で発見されることが多く、そのほかおりものの増加や下腹部痛などがあります。膣の壁の細胞診や組織診で診断がつきます。

膣がん