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甲状腺の病気

食べても太らない
やせ

冷える、寒がり、体温低下

むくみ

皮膚乾燥

手の振るえ

活発に活動

活動の低下

甲状腺の病気は、男性よりも女性に圧倒的に多いといわれています。
軽い程度の病気もいれれば、成人女性の約20人に1人ともいわれています。
また、出産後の女性の20人に1人くらいの確立で、一時的な甲状腺の異常がでることがあるといわれています。

甲状腺は、のどの表面に近いあたりにある臓器で、代謝などのホルモンを分泌します。
そのため、甲状腺の機能が亢進すれば(バセドウ病、無痛性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎など)では、代謝の亢進がおこるため、動悸や指先の振るえ、体重減少、発汗などの症状がみられます。
治療法は、内服療法以外には外科的治療が一般的です。
また、甲状腺機能が低下すれば、体温がさがったり、冷える、皮膚乾燥、便秘、浮腫、活動性の低下などがみられます。甲状腺機能低下症の場合は60歳以上の女性の1,2%にみられるといわれ、かなり長い投薬治療を必要とすることが多いです。
甲状腺の病気の検査のはじめはまず問診の次に血液検査や超音波で甲状腺の腫れなどをみることからはじまります。

動悸

甲状腺の機能低下

甲状腺の機能亢進

正常な甲状腺の図です。
のどの表面に近いところにあります。
重さは15gくらい、幅は4センチくらいで
かなりやわらかいもので、触れてもわからないことが多いですが腫れたりしてくるとわかるようになってきます。